検診の一つ、肺がん検診のお話です。
がん検診には色々な種類がありあすが、その中の1つ 肺がん検診についてのお話です。人間の肺を引き伸ばしていくと約 テニスコート1つ分になります。そのなかで肺がんを見つけていくのですが、肺がんは2~3cmの大きさでも進行がんに分類されてきます。5cmの大きさになると転移の可能性も増大します。
では、定規を出して頂いて2~3cmの大きさを見てみて下さい。思ったより小さいです。他の臓器では早期がんの大きさであることが多いですが 肺は伸縮性に優れた臓器ですので2cmの大きさでも引き伸ばして考えると何倍もの大きさになってきます。ここが肺がんの恐ろしいところです。
通常の市民検診などで受ける がん検診では胸部レントゲンが主流ですが早期がんを見つけるとなると1cmの大きさの影を見つけていく作業になります。一枚の胸部レントゲン写真から1cmの影を見つける作業です。専門といえど なかなかの難しさです。去年の写真と比べて大きさなどを計測 判定していきます。
市民検診では ここまでです。しかし、専門施設のがん検診では胸部レントゲンと胸部CT検査が主流です。胸部CT検査では 胸の輪切りの画像を撮影していきますが その輪切りの厚みが最高で0.625mmです。1mmの病変も抽出できます。
このため 早期の肺がんの発見や その他の疾患の発見に威力を発揮します。もちろん市民検診も重要ですが、民間の専門施設でのがん検診も おすすめしたい理由です。一度、参考にして頂けたら幸いです。ホーチミンのクリニックのことならこちら
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