がんは早期発見が何よりも大事であるといわれています。そして、早期発見をするためにはがん検診を受けるということが何よりも大事になってきます。しかし、中には検診を受けることが面倒であったり、費用がかかるなどの理由で受けないという人も多くいます。ですから、自覚症状に気付いたときにはもうすでにがんがかなり進行してしまっていて、手遅れの状態になっていることもよくあることです。

このように、がん検診を受けない人が少ないと、がんによる死亡率を下げることができません。そこで、最近は市区町村などによっては、がん検診の無料クーポンを配布するといったような施策を行っています。無料であれば、とりあえず検診を受けてみようという人も中にはいるので、検診率が増え、結果としてがんによる死亡率を下げることができます。このがん検診の無料クーポンの特徴としては、受けられるがんが特定されているということと、対象となる年齢が定められているという点が特徴として挙げることができます。

ですから、クーポンの対象となるがん以外のがんについても調べてみたいということであれば、民間の医療機関でがん検診を行っているところを自分で探して検診を受けることになります。その場合は、保険も適用されませんし、費用についてはある程度のまとまった額になってきます。クーポンの対象年齢については、大腸がんであれば４０歳、４５歳、５０歳などの年齢が対象となりますし、子宮頸がんの検診の場合は、２０歳、２５歳、３０歳といったように対象年齢が定められています。